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【寄稿】増えない‼ 新規就農者~元鹿児島大学農学部教授・農学博士 宮部芳照
わが国の次代の農業を担う新規就農者がいっこうに増えない。農林水産省は去る8月30日、2023年の新規就農者は4万3460人で前年に比べて5・2%減少、このうち49歳以下は5・8%減の1万5890人、ともに2年連続の減少… -
キャベツ栽培自動化コンソーシアム、鹿追町で成果報告と実演①
農林水産省と農研機構生研支援センターは、戦略的スマート農業技術等の開発・改良に向けて、『キャベツ栽培の自動化一貫体系確立に向けた研究開発』を2022年度から2024年度の3カ年で行っている。そうした中で委託先のキャベツ… -
第83回全国農機野球大会
5月20日、21日に開催された第83回全国農機野球大会。初日は前日からの雨が午前中も続き順延も心配されたが、グラウンドキーパーの尽力により、午後1試合、翌日2試合の3チーム総当たり戦を日程通り消化することができた。各チ… -
【寄稿】トラクタ死亡事故をなくせ~元鹿児島大学農学部教授・農学博士 宮部芳照
いよいよ春の農作業シーズンに入った。今年も残念ながら、農作業事故の多発が予想される。農林水産省も4~6月を「春の農作業事故ゼロ運動」として事故防止を啓発している。農作業死亡事故の発生は年間300件前後で推移しており、高… -
【寄稿】風の中の❝すばる❞~キャニコム代表取締役会長 包行均
順風満風ですね。元気ですね。 逆風もありますね。飛行機は必ずアゲンストに向かって飛びたちます。 私も先日、75歳の誕生日を迎えて、風を気にするというか、やっと風がみえるようになりました。 風は、自然界で非常に重要な役割… -
ヤンマーアグリ、第34回学生懸賞論文・作文入選発表会
『第34回ヤンマー学生懸賞論文・作文入選発表会』が9日、ANAクラウンプラザホテル岡山に入賞者を招いて開催された。集合形式での開催は4年振り。今回も「〝農業〟を〝食農産業〟に発展させる」をテーマとして作品募集したところ… -
令和5年度再来会開く
令和5年度再来会(会長=岸田義典、幹事=市戸万丈、天羽弘一)が昨年12月23日、上野公園の韻松亭において会員14人が参加して開催された。市戸万丈幹事の開会の挨拶で始まり、会長の挨拶へと続いた。今年、承認された新会員は次… -
【寄稿】食と農、国民的議論を‼~元鹿児島大学農学部教授・農学博士 宮部芳照
日頃、われわれは食料不足や飢餓を感じることがない。それ故、食料危機や食料自給への関心も低い。われわれの食生活はこのまま維持できるのか、いま一度再考してみる必要がある。新型コロナ禍の影響や世界的気候変動、ロシアのウクライ… -
今年の回顧~業界編
コロナ禍は沈静化し、ようやく日常が取り戻せるかと思われたが、昨年から継続する世界情勢の不安定さは社会・経済に大きな影響を与えている。資材・エネルギー価格の上昇は物価高騰の要因にもなり、農機業界でも値上げが相次いだ。農業… -
今年の回顧~団体編
コロナ禍において制限されていた活動も、オンラインによる会合がリアルな対面開催に戻るなど、よりコミュニケーションを重視した動きが目立つようになった。しかし、社会経済の不透明感は強く、いつコロナ期のような閉塞感に包まれるか… -
今年の回顧~行政編
令和5年になり、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、これまでのような行動制限がほぼなくなった。昨年のロシアによるウクライナ侵攻により、原料・資材不足と高騰が顕著となり、輸入依存度の高い食品・農産物、肥料・飼料などか… -
今年の回顧~技術編
日本の農業において、食料安全保障の強化につながる農業生産体制の確立が最重要課題である。農業従事者の減少から営農の拡大に対応すべく推進されているスマート農業は、軽労化や省人化だけでなく、化石燃料の使用量削減によるCO2排… -
【本の紹介】「日本百高山の完全単独踏破」~真木 太一
農業環境気象研究の第一人者として、日本農業気象学会、日本沙漠学会、日本農業工学会の3学会の会長を歴任し、日本農学賞をはじめ、さまざまな学会賞を受賞、また紫綬褒章、瑞宝中綬章も受章した真木太一氏。趣味として植物・巨樹観察… -
【文化欄】運がいいですか(キャニコム 包行均代表取締役会長)
【ゴルフに運はつきもの】「本日は、絶好のゴルフ日和となりました。これもひとえに、皆さんの日頃の行いの賜物です」こんな挨拶から始まるゴルフコンペが多いのです。行いがよかったから、天候に恵まれ「運がいい」と言っています。ゴ… -
九州農業WEEK特別講演②
第1回九州農業WEEKが5月24日から26日の3日間、グランメッセ熊本で開催され1万7300人が来場。計18本のセミナー開催で盛り上りを見せた。今回は、特別講演の中から北海道大学大学院農学研究院長の野口伸教授による『ス…