松山記念館、第31回文化講演会開催~松山原造が生まれた150年前の小県地域テーマに
- 2025/11/4
- 業界
- 農機新聞 2025年(令和7年)11月4日付け

(公財)松山記念館(上田市・松山久理事長)は、第31回文化講演会を松山(株)3階ホールで開催した。今回は、松山㈱創業者の松山原造生誕150周年を前に同館のリニューアルオープンを月末に控え、テーマを『150年前の長野県~小県地域を中心に~』とし、講師に長野県立歴史館文献史料課の新井寛子文化財指導主事を招聘した。冒頭、松山理事長が主催者代表として「松山原造の犂の発明は本人の才覚だけでなく、当時の信州の風土が育んだもの。小規模農業に細やかな工夫を重ねる文化と気質がありました。ゆえに松山の犂は地域の自然と精神が生んだ必然の産物といえます。今回、そうした風土を生み出した150年前の小県地方について紹介いただきます」と挨拶。その後、新井主事の講演となった。


