農研機構、稲の刈り株の糖回収技術~稲わらと同等の効率を確認

農研機構はこのほど、高バイオマス水稲品種「北陸193号」の刈り株に、稲わら(茎葉部)の約6割相当の糖が含まれることを確認した。特に刈り株重量の8割を占める地際部と分げつ基部からは、稲わらと同程度の効率で糖を回収でき、刈り株が糖化原料として有用であることが示された。これまで土壌にすき込まれるだけの「埋もれた糖質資源」だった刈り株を新たな糖化資源として活用すべく、刈り株を掘り起こし・回収するための機械化技術の開発加速化も期待される。

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