カテゴリー:話題
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【日本学術会議の凋落:復活に向けて】日本学術会議は、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的として1984年に創設され、各専門分野の代表的科学技術者が我が国の科学技術の発展に向けての…
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【大学院博士課程教育の質低下:充足率の低下】欧米では博士課程修了者が主流であるのに対して、我が国では、未だに修士修了者が主流で、欧米に比して我が国は低学歴社会であり、学歴後進国である。したがって、〝博士しか相手にされな…
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新型コロナ禍がパンデミックとなって世界に広がったのは、始まりは人間の自然環境への破壊的行為―森林を伐採し、稼げる農地を求めて自然界へ踏み込んだ人類への報いかもしれない(天然痘、コレラからエボラまで)。アフリカや南米の熱…
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近年、大学教員の質が著しく低下した。これには具体的背景がある。まず、文科省が俗にいう学位審査権、つまり博士号を出す権利を乱発したことが挙げられる。大学教官へのパスポートである学位審査権は、かつては国立大学では旧制大学に…
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目下、もっぱらコロナ禍による景気後退対策が論じられているが、これは、我が国だけの問題ではないとともに一時的な現象であると信じたい。無論、小松左京の「日本沈没」はフィクションに過ぎない。しかし、現時、現実に、我が日本は著…
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これまで9回に渡ってISOBUSの主要なトピックを御説明してきた。今回はその間に起こった新しい出来事とISOBUSの今後の展望について御紹介しよう。これは国内で大きく報道されたか定かではないが、ISOBUSに関する最近…
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ISOBUSは外国生まれの技術であり、その特徴や経緯はこれまでに述べた。今回は、国内でのISOBUSに関する経緯を御紹介しよう。制御通信を共通化する取り組みが最初に日本に紹介されたのは、1990年代後半のことである。当…
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著者は、かつてクボタのトラクタ部門に在籍し、小型トラクタ、田植機、自動販売機、コンバイン、浄化槽、空調機のプロジェクトに参画、指導、統制してきた。本書では、前述のノウハウはもちろん重要だが、それを活かし実行に移す「日本…
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オリンピック景気も終盤、来年からはいよいよSociety5・0、超スマート社会です。この数年で大きく変わった産業構造に対応できるかできないかがこの先の業績に大きく影響します。
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利根川流域に位置した千葉県神崎町では広々とした水田が続いている。農事組合法人神崎東部は地域にとって必要不可欠な存在となっている。先月5日に畦畔撤去に立ち会うことができた。この辺りはパイプラインになっており、水田にはコン…
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前回の「機械安全の限界」では、結局最後は人に委ねるのが安全の本質と説明しました。曖昧・気紛れ・過信など、様々なヒューマンエラーの対応がいかに安全に関して重要かということです。特に機械の見た目や機能は購入者の好みや価格で…
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前回まではISOBUSの最近の話題について紹介した。今回は少し趣向を変えて、 ISOBUS のこれまでの経緯について触れてみる。トラクタから作業機を電子制御するという動きは、おそらく1980年頃まで遡ることになる。当時…
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令和元年度再来会(会長=岸田義典、幹事=佐藤純一、澁澤栄)が昨年12月23日、上野公園の韻松亭において会員15人が参加して開催された。
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「遠隔監視下での農機の無人走行システムを実現する」と政府が目標に置いた2020年が始まろうとしている。これに向かって国内メーカーでは様々なスマート農業機械の開発に挑戦し、最新技術を活用した多くの機械を誕生させてきた。そ…
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令和元年は台風15号と19号の相次ぐ襲来や各地で発生した水害により、農作物や農業機械・施設にも大きな被害をもたらした。被災地では営農再開に向けて今も懸命の復旧作業が行われている。今年の農政を振り返るとスマート農業加速化…
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