カテゴリー:話題
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1.はじめに 2月の中頃に岸田社長から原稿依頼のメールをもらった。澁澤榮一や熊谷農業高校や滑川町の仲人の先生やこれから日本の課題など交え、農機新聞に紙面を提供するので、好きなことを書いてくれとのこと。なかなか難しい注文…
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2021年3月11日 午前11時―午後3時30分、Web会議システム(Webex)を利用した、国立台湾大学、農業食料工学会(生物資源部会)、筑波大学とのWebベース生物資源工学教育プログラムフォーラムが開催された。参加…
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コロナ禍は社会や経済に大きな影響を与え、「新たな日常」「ポストコロナ」といった言葉や考え方も定着してきた。その一方で行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れ、サプライチェーンの脆弱さなどの課題も浮き彫りとなっている。…
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2020年、オリンピックイヤーと言われていた今年は、当初は、海外から多数の観光客が訪れ、各業界の市場が大きく飛翔する年と思われていた。日本の農産物や特産品も海外へPRする大きなチャンスであった。しかし、新型コロナウイル…
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令和2年は、これまでに経験したことのない、新型コロナウイルス感染拡大というパンデミックに世界中が震撼させられた。緊急事態宣言の発令は、様々な経済活動を自粛に追いやり、飲食業などが大打撃を受けた。ワクチンなどの開発も進む…
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今年のスマート農業実証プロジェクトは、全国148地区で実施されている。元年度採択の69地区に、2年度55地区と同補正24地区が加わり、「2025年までに農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践」という政策目標…
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新型コロナウィルスの影響の収束が見えない中、台風や豪雨などの激甚化による農家の存続は危機的状況になっています。研究者としてのこのコラムも今回が最終回です。「超スマート社会への対応」から始まりましたが、今年4月からはまさ…
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【日本学術会議の凋落:復活に向けて】日本学術会議は、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的として1984年に創設され、各専門分野の代表的科学技術者が我が国の科学技術の発展に向けての…
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【大学院博士課程教育の質低下:充足率の低下】欧米では博士課程修了者が主流であるのに対して、我が国では、未だに修士修了者が主流で、欧米に比して我が国は低学歴社会であり、学歴後進国である。したがって、〝博士しか相手にされな…
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新型コロナ禍がパンデミックとなって世界に広がったのは、始まりは人間の自然環境への破壊的行為―森林を伐採し、稼げる農地を求めて自然界へ踏み込んだ人類への報いかもしれない(天然痘、コレラからエボラまで)。アフリカや南米の熱…
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近年、大学教員の質が著しく低下した。これには具体的背景がある。まず、文科省が俗にいう学位審査権、つまり博士号を出す権利を乱発したことが挙げられる。大学教官へのパスポートである学位審査権は、かつては国立大学では旧制大学に…
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目下、もっぱらコロナ禍による景気後退対策が論じられているが、これは、我が国だけの問題ではないとともに一時的な現象であると信じたい。無論、小松左京の「日本沈没」はフィクションに過ぎない。しかし、現時、現実に、我が日本は著…
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これまで9回に渡ってISOBUSの主要なトピックを御説明してきた。今回はその間に起こった新しい出来事とISOBUSの今後の展望について御紹介しよう。これは国内で大きく報道されたか定かではないが、ISOBUSに関する最近…
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ISOBUSは外国生まれの技術であり、その特徴や経緯はこれまでに述べた。今回は、国内でのISOBUSに関する経緯を御紹介しよう。制御通信を共通化する取り組みが最初に日本に紹介されたのは、1990年代後半のことである。当…
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著者は、かつてクボタのトラクタ部門に在籍し、小型トラクタ、田植機、自動販売機、コンバイン、浄化槽、空調機のプロジェクトに参画、指導、統制してきた。本書では、前述のノウハウはもちろん重要だが、それを活かし実行に移す「日本…
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