【寄稿】脱炭素社会実現へ農業から挑戦 元鹿児島大学教授 農学博士 宮部 芳照

昨年10月、政府は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわちカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。ウィズコロナ・ポストコロナに向けた経済社会の構造転換の中にエネルギー分野の変革がある。特に我が国の温室効果ガスの排出は、エネルギー起源の二酸化炭素が約85%占めることにより、電化と電力のグリーン化、水素社会の実現、二酸化炭素の固定・再利用をグリーン社会実現に向けた新しい成長戦略として挙げている。これらの脱炭素社会の実現のためには、農林水産分野からの革新的なエネルギー技術の導入がぜひ必要である。

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