カテゴリー:話題
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一.農機各社幹部の来場=クボタ農機販売店の社長が来られ「耕耘爪の材料はバネ鋼」と言われたが、どのようなものか分からない。長野県塩尻から大阪精米機製作所の社長が来られ「当社のカンリウ式精米機の螺旋は耐摩耗性のチルド鋳鉄」…
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一.建設技術学院在学の1年間=建設技術学院に昭和23年4月に入学し、昭和24年3月に卒業した。旧制の高知県立農業学校は学制改革で新制の高知県立高知農業高等学校になり、旧制5年卒で新制高校の3年に進学できたが、私は農業土…
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一.終戦当日の私=昭和20年8月15日、農校3年生、15歳のとき、ようやく終戦となった。敵軍上陸に備えての山間地での度重なる陣地構築作業で「ハゼの木」で顔が腫れ、自宅で休養中に天皇陛下の「玉音放送」を聞いた。
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1.戦時中の庶民生活=毎日の炊事は薪か木炭だが、着火するマッチは原料が火薬で軍需品だったから、配給の不良品では使用が困難。そこで江戸時代並みの火打石と「ほくち(着火剤)」を使うか、天気が良い昼間は古紙を墨で塗り、虫眼鏡…
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私の農業機械化の仕事は昭和25年二十歳のときからで70年を経過しました。そこで卒寿を迎えたことを機会に生涯の思い出を、気の付くままに紙面をお借りして執筆させていただきました。【私の誕生と石油発動機】私の誕生は昭和5年6…
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農林水産省は7月1日に組織再編し、米・麦・大豆等と園芸作物を担う農産局を設置。同局技術普及課長に横地洋氏が就任した。消費安全局など現場から離れた部署が多かった横地氏、抱負には、技術普及課で重要な「現場」主義を掲げる。ス…
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本書は、九州大学教授である筆者が重要だと考える最新のファクトデータを図表に示しながら、分かりやすく解説している。引用されているデータは、センサスなどの政府統計とともに、筆者らが独自に調査を行った「全国農業法人アンケート…
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昨年10月、政府は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわちカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。ウィズコロナ・ポストコロナに向けた経済社会の構造転換の中にエネルギー分…
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5.農民の収入増と稲作意欲の向上稲作農家は、農村精米所を利用して保有籾を白米にして家族で消費するのみならず、つくった白米を近隣の市場などで売ることもできる。籾はそのままでは籾集荷業者以外には売れないが、白米に変えれば誰…
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3.日本の「稲作技術の発展」の経験を参考にする?日本もこの地域(サブサハラアフリカ)の米の増産に協力し、大きな役割を果たすことが期待されている。しかし、日本人が自国の風土や文化の一部として形成してきた「米つくり」の風習…
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1.アフリカでは、米をこんなに食うようになったこの20~30年間、アフリカ各国の米の消費が急激に増えている。生産もまた増えてはいるが、消費の増加には追いつかないので、米の輸入が急増している。アフリカの人々の主食といえば…
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著者は1931年生まれ。東京大学農学部卒。農学博士。(株)サタケ製作所海外部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)専門家、インドネシア・ボゴール農科大学客員教授、岩手大学農学部教授等を歴任。本書は、日本におけ…
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ICTやロボット技術などの先端技術により、農作業の姿が変わり始めているが、施設内のデータ収集、衛星を活用した圃場管理など、スマート農業自体が幅広く、その全体は掴みきれていないのが実情となる。本書では、「スマート農業を図…
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4月1日より、農研機構革新工学センターは、農業機械研究部門として新たに出発。同部門の所長に大谷隆二氏(農研機構東北農業研究センター前企画部長)が就任した。
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4.不可能を可能にする技術開発とその限界新しい農業機械は、現場の課題に素直に向き合い、慣習や常識を捨てて、新規の発想や方法論に挑戦することで開発できることがある。日本は課題先進国なので、新規の農業機械が次々と開発される…
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