草刈りの負担軽減
- 2024/4/15
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)4月16日付け
水田や畑周辺ではこれからの季節、雑草の繁茂が目立つようになる。農地管理において「草刈り」は重要な作業になるが、夏場を中心に行われることもあり、労働負荷が大きく、肉体的にも精神的にもきつい作業となっている。人手不足・高齢化が顕著となる現在、草刈り作業の軽労化は農業現場の課題となり、加えて近年では耕作放棄地の増加に伴う雑草繁茂、作業中の事故や熱中症の問題など、草刈り作業を取り巻く課題は多様化してきている。これら課題を軽減するために各メーカーではさまざまな特徴をもった草刈機を発売している。最近の傾向や技術開発の動向をみてみる。