【本の紹介】「日本百高山の完全単独踏破」~真木 太一

農業環境気象研究の第一人者として、日本農業気象学会、日本沙漠学会、日本農業工学会の3学会の会長を歴任し、日本農学賞をはじめ、さまざまな学会賞を受賞、また紫綬褒章、瑞宝中綬章も受章した真木太一氏。趣味として植物・巨樹観察、写真、登山・山行を嗜む。本書では、まず日本百高山・日本百名山の紹介に始まり、全山登頂の記録として学生時代から、社会人になってからは大病手術を区切りとして年代ごとに各山行・登頂を振り返る。古希を過ぎ、百名山、百高山とそれぞれに集中して登山を続け、2016年に百名山、2018年には百高山登頂を達成した。その後、さらに単独行を続け、2019年には、百高山・百名山〝完全単独踏破〟を達成。高齢化やコロナ禍で近年の登山は激減したが、反発で山行を再開するとともに、これまでの山行・登山を改めて振り返った、渾身の踏破・奮闘記。ソフトカバー、194ページ、A5判。税込み1320円。文芸社。

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