スマート化進む乾燥施設

米の品質管理に欠かせない穀物乾燥機。収穫したばかりの籾は、一般的に20~30%ほどの水分を含むが、品質を保つためには15%ほどまで乾燥させる必要がある。水分が多すぎるとカビ発生の原因となり、逆に少なすぎるとひび割れを起こし食味も悪化する。農業従事者が減少し経営規模が拡大する中で、多量の籾を乾燥調製するためには、効率的に処理できる機械・設備が不可欠だ。近年では基本性能の向上はもちろん、省力化に向けたAI、ICTといったスマート化にも対応している。ここでは、穀物乾燥機・設備に係る最新の技術動向や近年の需要動向についてみてみる。

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