セキド、完全自動航行で散布実証
- 2022/5/16
- 技術
- 農機新聞 2022年(令和4年)5月17日付け
(株)セキドは、新潟県五泉市の渡辺農園(渡辺徹社長)の20アール水田において『完全自動航行ドローンによる湛水直播向けコーティング種子RISOCARE(リゾケアXL)散布実証実験を行った。当日はJAや農薬メーカー、農家など30人が参集した。新潟県下では初のリゾケアXLを使っての実証となる。今回はDJIの農薬散布ドローンであるAGRRAS T10が完全自動飛行しながらリゾケアXLの乾籾2・5kgを斜め対角線上にクロスするような飛行経路を組み、高さ2mを飛びながら『ボタン3回押すだけ』で合計10分で散布。また、クミアイ化学のベルーガ1kg粒剤を完全自動でABラインを通りながら5分で散布した。