環境配慮と技術開発、エンジン

昨年5月に策定され、法制化を目指している「みどりの食料システム戦略」では、「2050年までに目指す姿」として、農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現が掲げられ、2040年までに農林業機械の電化・水素化技術の確立に向けたKPIが設定されている。農業機械については、政府の「地球温暖化対策計画」の2030年度目標に基づき、2022年度におけるCO2排出削減見込量が0・14万t―CO2とされ、2040年目標では、化石燃料使用量の削減に資する農機として、自動操舵システムや電動小型農機の担い手への普及を目指している。エンジンの排ガス規制は年を追うごとに強化されているが、負荷の高い農業機械には欠かせない動力源。ここでは、最近のエンジン技術から需要動向などについて見てみる。

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