農林省、米の「作況指数」を廃止
- 2025/6/23
- 行政
- 農機新聞 2025年(令和7年)6月24日付け

農林水産省は、このほど、当年産米の10アール当たり収量の出来・不出来を示す指標である「作況指数」の公表を廃止することを発表した。同指標は、過去30年と長期的な趨勢から算定している「平年収量」と比較するもので約70年前から実施してきた。生産現場では、作柄を判断するのに、平年収量ではなく前年など直近の収量と比較するケースが多く、生産者の実感と乖離が見られ、また、平年収量は、かつて東北のやませなどによる冷害の影響で収量が低かったころの数値が含まれており、近年の温暖化が進んだ実態とずれがあるといわれてきた。さらに、あくまでも単収の指標であるものが、(耕作面積が影響する)全体の収穫量の平年比で多い・少ないを示しているとの誤解も多く、流通業者からもその違和感が指摘されていた。


