適正な価格形成に関する協議会、米ワーキンググループの第3回会合

消費者や実需者のニーズに応じて生産された農産物について、消費者の利益を損なわず、生産者から加工・流通・小売事業者まで、持続的に食料を供給していくためには、適正な価格形成の実現が不可欠となる。フードチェーンの各段階における関係者が集い、食料システム全体で適正取引が行われる仕組みの構築を検討する「適正な価格形成に関する協議会」における米ワーキンググループ(WG)の第3回会合が15日に開かれた。今回の米WGでは、コスト指標の作成について議論。農林水産省が実施したコスト調査を踏まえ、生産費統計などの公的統計を合わせて、生産、集荷、卸売、小売、消費の各段階のコストを実額で積み上げた基準年のコスト指標を例示。それに労務費や資材費など、月次統計をもとに直近までの変動率を算出し掛け合わせることで、直近のコスト指標を示す手法を説明。

最近の投稿

web版ログインページ

アーカイブ

ページ上部へ戻る