農林省、6年産水稲の適応策~高温耐性品種導入は42府県
- 2025/4/14
- 行政
- 農機新聞 2025年(令和7年)4月15日付け

農林水産省はこのほど、各都道府県から聞き取りを行い取りまとめた「令和6年夏の記録的高温に係る影響と効果のあった適応策等の状況レポート」を公表した。同省では毎年地球温暖化に伴う農業生産に関する実態調査を行い、「地球温暖化影響調査レポート」として情報発信しているが、令和5年同様、令和6年も記録的な高温になったことから、従来調査に加え、同レポートを作成した。令和6年産の一等米比率(速報値)は令和5年産に比べ北・東日本の多くの産地(県)で上昇し、西日本の多くの県で低下がみられたものの、全国的には75・9%(令和5年産は60・9%)で平年並みとなった。