ガオチャオエンジニアリング、進化続ける枝豆精密選別機
- 2024/10/28
- 業界
- 農機新聞 2024年(令和6年)10月29日付け
(株)ガオチャオエンジニアリングの枝豆精密選別機「PITA―EDS―mini01」は、収獲~選別作業の一連の流れで完全手作業の精密選別を自動化した機種。カメラで枝豆の黒点・変色・粒数・未成熟・欠け・割れヒゲなど「色・形」をとらえ、エアーで吹き飛ばし選別していく仕組みで、カメラは色の種類を多角的に判別し色の三原色やそれぞれ特徴の度合いを計測。人間の目では分かりにくい薄いピンク色なども的確に見分け、判断しにくい奇病などにも対応可能。HSL色空間のH(色相)、S(彩度)、L(輝度)からも判別できるため、単純な色センサーとは違い複雑な色合いの高度な判別が行える。特に「PITA―EDS―mini01」は、従来機の半分以下の省スペース設計で、新イジェクトシステムを採用し省エネ性も抜群。大型タイプ並みの処理能力200km/時で、人手に換算し8~12人分の処理能力が確保できるとあって、発売以来生産者の強い支持を得ている。