第147回秋田県種苗交換会~第76回農業機械化ショー~鹿角市で開催
- 2024/10/28
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)10月29日付け
秋田県で1878年から100年以上続く歴史的な農業イベント「秋田県種苗交換会」が11月1日~5日にかけて鹿角市で開催される。毎年、開催会場は県内各地で持ち回りとなっており、鹿角エリアでの開催は2015年以来9年ぶりとなる。開場時間は9時から16時まで。同交換会は農業の発展を目的に県が会議を持ったのが始まりといわれる。かつて隣村との交流も少なかった農村社会で、互いにより良い種子を見せ合いながら交換することから農業の輪が広がった。その後、日清・日露・太平洋戦争中も休会することなく続き、現在では秋田県最大の農の祭典として知られる。5日間にわたる会の主会場は同市内の鹿角トレーニングセンターアルパス。農産物の出品展示や秋田県産米改良展、学校農園展も開催する。注目されるのは協賛第1会場の花輪スキー場第2駐車場で開かれる「農業機械化ショー」。例年、トラクタ・コンバイン・田植機をはじめ、近年普及しつつあるスマート農機なども展示。最新のICTを用いた自動操舵や無人運転の農機など、数多くの機械が勢揃いする。基本性能を向上し、省力化や低コスト化に資する最新鋭の装置が会場を彩る。
○…主催者、関係者挨拶
○…主要各小間の見どころ
○…まずは人、そして機械が必要~鹿角市十和田・農事組合法人伊藤農場
○…必要な機械を必要なときに~鹿角市花輪・農事組合法人鏡田ファーミング
○…農業機械化ショー会場図
○…秋田版スマート農業モデル創出事業/(株)ヰセキ東北・秋田支社長に就任した今野弘樹氏
○…次世代農業の担い手を目指す~鹿角市花輪・石井さん
○…優良農機紙上展示会