サタケ、高知県唯一の酒米精米工場が醸造用精米機導入
- 2024/7/29
- 業界
- 農機新聞 2024年(令和6年)7月30日付け
昨年3月に、高知県唯一の酒米精米工場が閉鎖するという記事が地元高知新聞に掲載された。土佐酒の将来に危機感を抱いた高知銀行や高知県酒造組合は存続を期し、幾多の難題を克服。今年4月15日、「こうち酒米精米工場」として再稼働した。老朽化した醸造用精米機や周辺機器の更新で、工場には5台のサタケ製醸造用精米機(DB25E)が設置されていたが、その内2台を四国で初導入となる新型醸造用精米機(EDB40A)に更新する他、光選別機SLASHの増設、中央監視システムの更新などが計画された。紙面では、再稼働までの経緯をインタビューし紹介した。