高品質な米を産む色彩選別機
- 2024/7/29
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)7月30日付け
昭和54年に開発されて以来、精米分野での普及が進んだ「色彩選別機」。現在では高品質な米の生産に不可欠な農機となりつつある。昨今ではオーガニック生産の活性化や気候の温暖化などを背景に、より重要性が高まっているという見方もある。安価で見栄えもよく、おいしい米を食卓に届ける役割を果たす色彩選別機について、現状の動向などをお伝えする。色彩選別機はその名の通り、色で不良米を選別し排除する農業機械。精米された白米などを色彩選別機に通すことによって、中に混ざった茶米や着色米などの不純物を自動的に取り除いていく。