農研機構、ドローンでイチゴ生育観測~自動生育診断収量予測システム開発に

農研機構はこのほど、非GNSSドローンをイチゴの温室内で飛行させることを想定し、そのダウンウォッシュで群落をかき分けて生長点を露出させながら移動撮影し、株ごとに画像を記録する観測技術を開発した。これにより、株ごとの若葉の発生など生長の様子を省力的、時系列に観察できるようになる。同機構では、この技術で撮影される画像を用いた生育診断や収量予測を自動化するシステム開発を進めており、イチゴの栽培管理・環境制御から、労務・出荷計画に至るまで、さらなる生産の効率化が期待される。同研究成果は24~26日に東京ビッグサイト南1・2ホールで開催される「施設園芸・植物工場展2024(GPEC)」に出展される【ブース番号:U―22】。

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