笑農和、水田のメタン削減値を数値化~paditchカーボン・オフセット
- 2023/5/29
- 業界
- 農機新聞 2023年(令和5年)5月30日付け
(株)笑農和(えのわ)は、日本初となる水田から発生する温室効果ガス(メタン)削減値の数値化を実現するシステムを開発(特許取得済:特願2022―108787)した。今後、既存製品である水田水管理システム「padiitch(パディッチ)」にシステム導入し、利用者が削減値データを取得できるサービス「paditchカーボン・オフセット」を今秋から開始する。パディッチは水田におけるスマート水管理を実現した製品で、水田の水位と水温を測定しスマホ・タブレット・PCから遠隔で水門の自動開閉を行えるもので、省力化に大きく貢献するサービスとして普及が進んでいる。そのパディッチにシステム導入しての「paditchカーボン・オフセット」は、J―クレジット制度「水稲栽培による中干し期間の延長」の申請時に必要となる削減量の数値化にも対応している。