農林省、第15回基本法検証部会~中間とりまとめ案を提示

農林水産省は5月19日、食料・農業・農村政策審議会に設置された基本法検証部会の第15回会合において、食料・農業・農村基本法の見直しに向けた中間取りまとめ案を示した。これまで議論されてきた現行基本法制定後の20年間における情勢変化、今後20年を見据えた予想される課題を踏まえ、基本理念や主要施策の一部見直しを行っている。基本理念では『国民一人一人の食料安全保障の確立』を盛り込む。平時から食料安全保障の達成を図るため「食品アクセスの改善」、食料の安定供給のため、国内農業生産の増大を基本としつつ、輸入の安定確保や備蓄の有効活用なども一層重視していく「安定供給のための総合的な取り組み」、農業・食品産業について「海外市場も視野に入れた産業へ転換」することで、食料供給機能の維持強化を図ること、「適正な価格形成に向けた食料システムの構築」を掲げる。

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