農林省、病害虫発生予報第4号
- 2022/7/11
- 行政
- 農機新聞 2022年(令和4年)7月12日付け
農林水産省が6日に発表した、病害虫発生予報第4号によると、向こう1カ月「水稲」では、いもち病の発生が南九州の一部で多くなると予想。「野菜」では、ねぎに対するアザミウマ類の発生が北海道および南関東の一部地域で、「果樹」では、果樹カメムシ類の発生が南関東、東海、近畿、中国・四国の一部の地域で多くなるとしている。そのほか、トビイロウンカについては、一部地域で平年より早い時期からの本虫の誘殺が確認されており、今後の気象条件の推移によっては一昨年同様に発生の拡大が懸念されている。発生状況に応じた適期・適切な防除が重要となるので、地域の発生状況を把握しながら、タイミングをとらえた適切な防除の実施を呼び掛けている。