クボタ、直進キープ機能付き田植機・累計販売台数1万台到達

(株)クボタは14日、2016年から発売している直進キープ機能付き田植機の国内外での累計販売台数が11月1日で1万台に到達し、記念セレモニーをJAしまね本店斐川事務所で開催した。クボタ作業機事業部長の庄村孝夫常務執行役員らと(株)中四国クボタの関係者が出席し、直進キープ機能付き田植機の販売1万台目となる「ナビウェルNW8S」を購入した一本松営農組合(島根県出雲市、山根猛組合長)に記念品を贈呈した。一本松営農組合は経営規模22haのうち、米が11haほど。組合員17人。平成4年の設立当初は機械共同利用型だったが、組合員が高齢化して後継者もおらず委託が増えたことから、今では協業型で営農している。山根組合長は「この辺りは田植えの時季に風が強く吹いて、なかなか直進して作業ができなかった。また、使っていた田植機はガソリンエンジンでパワー不足、老朽化していた。そこで今回、初めて直進キープ機能付きの最新機を導入することにしたが、まさか1万台目とは思わなかった。GPS搭載でオペレータの負担も軽くなるものと期待しており、KSASへの加入も検討が必要だと思っている。クボタさんには今後もスマート農業、人手がなくても運転できる農業機械を開発してほしい」と新型購入の経緯と期待感を語った。 

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