農研機構、遺伝子組換え作物混入率の検査法がISO国際規格に収載

農研機構が中心となって、国際標準化機構において規格化を進めてきた、遺伝子組換え作物の検査法に関する国際規格ISO 22753:2021が、8月27日に発行された。この国際規格の付属文書に、農研機構が開発し、日本で遺伝子組換え作物の混入率評価の公定検査法として活用されている「グループ検査法」が収載されている。このほど発行された国際規格ISO22753:2021には、遺伝子組換え(Genetically Modified;GM)作物が含まれているかどうかの定性検査の結果から、その混入率を統計的に評価する手法について、用語の定義や検査に求められる技術的な要件などが記載されている。その付属文書に、農研機構が開発し、日本の公定検査法として定められている「グループ検査法」が具体的な事例として収載された。

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