農林省、「みどりの食料システム戦略」を決定
- 2021/5/17
- 行政
- 農機新聞 2021年(令和3年)5月18日付け

農林水産省は生産力向上と持続性の両立を目指す中長期的取り組み、「みどりの食料システム戦略」の素案がまとまったことを受け、5月11日、農・林・水産の各政策審議会地球環境小委員会の書面による合同会議を経て了承。翌12日、野上浩太郎農林水産大臣が本部長となる「みどりの食料システム戦略本部」を開催し、正式な戦略として決定、同日公表した。同戦略は、3月に公表した中間取りまとめを踏襲。3月30日~4月12日にパブリックコメントを実施し意見聴取をしたところ関心も高く、戦略全般、食料自給率、食の安全、ゲノム編集・遺伝子組み換え、農薬・肥料、有機農業に関するものなど多岐にわたる1万7265件(有効件数)の意見が提出された。このような多くの意見から、戦略本体に「国民理解の促進」の項目を新たに設け、既存技術の重視や現場との連携に係る意見の趣旨を反映した記述を追加したほか、畜産や水産におけるワクチン開発・普及の加速化など抗菌剤に頼らない生産体制・技術を目指すことを追記。また、当面の各技術の開発・実装の状況を見据え、現場での技術普及を進められるよう、工程表には現在からの直近5年程度までの技術の工程表も追加したほか、項目により一部補足文章などを加えた。


