クボタ、電子制御の小型ディーゼル開発
- 2021/4/5
- 業界
- 農機新聞 2021年(令和3年)4月6日付け
(株)クボタは、出力19kW未満クラスでは同社初の電子制御による産業用小型ディーゼルエンジン「D902電子制御エンジン」を開発した。排気量0.898L、3気筒で出力18.5kW、量産開始は2022年。北米EPAティア4、欧州ステージV、22年12月施行予定されている中国4次規制などに対応可能な排ガス性能と、同社従来製品からの載せ替えに配慮したコンパクトサイズを両立する同エンジンを投入し、ラインアップの強化を図る。同社は、世界各地の最新排出ガス規制に適合したエンジンをはじめ、世界の建設機械・産業機械メーカーからの多様なニーズに応え、100馬力以下の産業用ディーゼルエンジンでは世界トップシェアを維持している。