農林省、スマート農業実証プロ5類型の中間報告

農林水産省は3月31日、令和元年度から2年度まで全国148地区で展開されてきたスマート農業実証プロジェクトのうち、令和元年度実施の69地区から、畑作(小麦、大麦)、露地野菜(キャベツ、ほうれんそう、さといも、すいか)、施設園芸(ピーマン)、果樹(温州みかん)、地域作物(茶)の5つの営農類型について、2年間の実証のうち1年目の成果を中間報告として公表した。なお、水田策については昨年10月に公表済み。5類型について、スマート農業技術の導入により、ほぼ全ての地区で労働時間の削減効果があり、露地野菜のすいかなど労働集約的な品目では水田作以上の4割の労働時間削減効果がみられ、また果樹(温州みかん)の選果プロセスでは、9割以上労働時間を削減する効果があった。

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