松山記念館、第30回文化講演会を開催~メルシャン小林氏が椀子ワイナリーについて

第30回松山記念館講演会は10月11日、松山(株)3階ホールで第30回文化講演会を開催した。メルシャン(株)シャトー・メルシャン事業本部副本部長の小林弘憲工場長ゼネラルマネージャーが『上田ワイン産業振興および地域の活性化に向けた椀子(まりこ)ワイナリーの役割』と題し講演した。松山理事長は「5年前に行った馬耕練習会でできた縁が繋がった。ヴィンヤードで馬耕を試したがコントロールが難しく困難だったが一つの参考となる知見が得られた。ワインと馬は仏国発祥であり有益な話が聞けたら」と述べた。その後の小林氏の講演では、明治初期にはじまる日本ワインは、過去40年で消費数量が約8倍に伸びる中で、原材料も含めた国産ぶどうを利用した日本ワインは国内流通ワインの5・4%のシェアながら日本のワイナリーは直近5年で見ても約1・5倍に増加、海外でも人気だと報告した。

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