北海道大学と農研機構は7月23日、乳牛の繁殖技術である胚移植(ET)が人工授精(AI)よりも受胎の面で安定していることを発表した。ETが受胎率低下の要因となる乳生産の増加や分娩による母体への負担といった環境影響を軽減することを、(公社)北海道酪農検定検査協会、(一社)日本ホルスタイン登録協会と4者で共同研究、膨大なデータを解析し、解明した。酪農家にとっては〝過度な乳生産は受胎率を低下させる〟といったジレンマを解決する一つの手段になり得る。
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