今年の回顧~業界編

コロナ禍は沈静化し、ようやく日常が取り戻せるかと思われたが、昨年から継続する世界情勢の不安定さは社会・経済に大きな影響を与えている。資材・エネルギー価格の上昇は物価高騰の要因にもなり、農機業界でも値上げが相次いだ。農業者の買い控え傾向が強まる中、農業のあり方、生産のあり方なども問われる時代となり、農機業界もこの閉塞感を断ち切るため、さまざまな工夫や努力を行っている。展示会の開催をはじめ、省力化・効率化を高める機械の開発、スマート農業に代表される最先端技術の導入、農業そのものを身近に感じてもらうための取り組みなど、さまざまな出来事があった。業界のこの1年を振り返ってみる。

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