農研機構ら、ＳＩＰフォーラム２０２２
- 2022/12/26
- 行政
- 農機新聞 2023年（令和5年）1月1日付け
農研機構が代表を務めるSIP第2期「スマートバイオ産業･農業基盤技術」スマートフードチェーン研究コンソーシアムは12月15日、「車両系ロボット農機を基軸とする農作業のスマート化、そしてDX化」と題して、埼玉県鴻巣市の農研機構農業機械研究部門附属農場で「知能化農機」実演会、クレアこうのす（鴻巣市文化センター）でシンポジウムを開催した。附属農場には、農業機械･通信関係の民間企業、地方自治体、研究機関などから170人超が参集。①無人軽トラックで苗箱を運搬後、ロボット田植機で行う田植え連携作業、②ほ場周辺監視型ロボットトラクタと計量機能付きブロードキャスタによる高精度可変施肥、③ほ場周辺監視型ロボットトラクタが作業しているほ場に遠隔監視型トラクタが進入し行う耕うん連携作業、④遠隔監視システムと環境認識機能による障害物検知とGNSSと、センサーを切り替え、設置したポールをランドマークとして認識して無人自動走行を継続するシステム―4つの実演を行った。
