農林省、農政審・第5回基本法検証部会
- 2022/12/19
- 行政
- 農機新聞 2022年(令和4年)12月20日付け
農林水産省は12月9日、食料・農業・農村政策審議会を開催し、食料・農業農村基本法の法改正を見据え、その検証・見直しの検討を行うために設置された基本法検証部会(部会長:中嶋康博・東京大学大学院農学生命科学研究科教授)の第5回会合を開催。情勢変化についての説明と有識者からのヒアリングを行った。今回は、〝需要に応じた生産〟をテーマとした。事務局となる農林水産省から基本法制定以降の農業構造の変化、米をはじとする品目ごとの需要量や、生産における課題などの動向について説明があった。需要に応じた生産を市場に委ねるだけではなく、ニーズのある作物への転換について、政策として推進する必要性、また、水田の畑地化・耕地利用率向上・食料安保上増産が求められる小麦、大豆、野菜、飼料などへの生産転換の必要性を問題提起。