サタケ、米鑑定ユニットを発売
- 2022/4/25
- 業界
- 農機新聞 2022年(令和4年)4月26日付け

(株)サタケは、玄米の容積重及び水分の農産物検査に使用する機器として、農林水産省による仕様確認を受けた「米鑑定ユニットRTQI1000A 」を5月1日より発売する。農林水産省は、国内産水稲うるち玄米の農産物検査において機械鑑定を前提とした新たな検査規格を策定し、令和4年産米から適用される。現状の目視を中心とした検査では、検査人員の確保な ど検査現場の負担が増大している。新たな検査規格では機械鑑定を活用することで、省力化された合理的な検査を目指している。これを受けて同社では、機械鑑定を活用する7項目のうち、2項目を自動で測定する装置として米鑑定ユニットを開発した。さらに別売の穀粒判別器と連動することで、7項目全ての検査を自動で行うことができる。