主食におけるウエルネス食品の国内市場

総合マーケティングビジネスの(株)富士経済はこのほど、主食におけるウエルネス食品の国内市場を調査し、その結果をまとめ公表した。ウエルネス食品(健康機能を有する素材を用いた商品)は、健康志向の高まりに伴い、栄養機能や効能について消費者の認知が向上、様々な需要に対して明確な特徴を訴求した商品が発売され市場が活性化している。2020年は新型コロナ流行により生活環境が変化、主食の需要に変化がみられた。特にシリアルフーズは朝食需要が増加し、鉄分などをオン要素とするウエルネス商品が大幅に伸びた。また、米飯類も玄米やもち麦を使用した商品が好調だったことなどから、市場は前年比4・0%増となった。2021年は、一部で巣ごもり需要の反動がみられるものの、参入メーカーは健康を意識させる素材の訴求などを積極的に進めており、引き続き市場は拡大するとみられる。

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