クボタ、家畜排せつ物を有機肥料に
- 2020/11/9
- 業界
- 農機新聞 2020年(令和2年)11月10日付け

(株)クボタは10月29日、(株)ムスカが独自の「イエバエを用いて生産した有機肥料」の有効性に関する共同実証実験を、長野県上田市のクボタファームおれん家農園で開始したと発表した。実験の対象作物はブロッコリーで、生育状況や土壌環境などのデータを収集して当該肥料の有効性を検証する。家畜排せつ物の処分は現在、微生物による発酵処理が一般的であるが、温室効果ガスの排出、悪臭の発生と、処理に時間がかかることなどが社会的課題となっている。ムスカが開発したシステムは、1200世代に及ぶ選別交配を重ねたサラブレッド化イエバエの幼虫に家畜排せつ物などの有機廃棄物を消化させて有機肥料に転換し、その幼虫自体も乾燥させて飼料化するというもの。


