農林省、21年産主食用米の適正生産量は679万トン
- 2020/10/26
- 行政
- 農機新聞 2020年(令和2年)10月27日付け

農林水産省は10月16日、食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開き、2021年産の主食用米の適正生産量を679万トンに設定した。20年産(735万トン)に比べ約50万トン以上少なくなり、700万トン割れは初。前年比の減少幅も過去最大となっている。今回示された2021年産の主食用米の適正生産量は作付面積にすると約10万ヘクタール規模の削減となり、過去に例がない規模で転作が求められることになる。同省としても「大変厳しい数字」との認識を示している。