第64回農林水産祭式典~天皇杯など3賞を授与

令和7年度農林水産祭式典が11月23日、東京都渋谷区の明治神宮会館で開かれた。地域と時代をリードする23の優れた農林水産業者に対し、天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の3賞が授与された。農林水産省と農林漁業振興会(林良博会長)の共催。表彰にあたり、農林水産祭中央審査委員会の伊藤房雄会長が選賞審査講評を述べ「農産・蚕糸部門で天皇杯を受賞したおしの農場は、稲、大豆を130ヘクタール栽培する大規模農業法人。広大な農地を効率的に管理するための各種システムやドローン、トラクタの自動操舵システムなどスマート農業技術を先駆的に導入し、法律に基づく生産方式革新実施計画の全国第一号に認定された。農地の貸し手を第一の顧客とする考えにより、地域から厚い信頼を得ることで、農地の集積を進めるとともに、代表のお嬢様2人をはじめ、若手社員の働きやすい環境づくりや人材育成に努めている。また、園芸部門の佐藤勲氏は、収益性の高い農業経営を目指し、海外からの研修から帰国した後で、生産品目を野菜から花壇苗に転換。高度な栽培管理技術、園芸店への直接販売、パンジーのオリジナル品種の商品化、戦略的なマーケティングの取り組みなどにより、国内の花壇苗経営では類を見ない高い所得と所得率を実現した。また、県内外から受け入れた研修生が新規就農を果たすなど、担い手の育成にも大きく貢献している」などと評した。

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