果樹生産の課題、効率化・省力化
- 2025/10/14
- 特集
- 農機新聞 2025年(令和7年)10月14日付け

日本では約150品目と多様な果樹が栽培されており、西南暖地を中心としたかんきつ類、東北のりんご、山形のおうとう、鳥取の日本なし、沖縄のパインアップルといった品目が特徴的な産地を形成している。その国産果実の品質は国内だけでなくアジアをはじめとする諸外国でも高い評価を受けるようになっている。収穫を終え、多くの果樹が休眠期を迎える冬場は、来年の生産に向け整枝や剪定作業が行われる季節。ただ、腕を上げたままの作業など負担は大きい。また果樹栽培は高度な技術が必要になる作業が多く、機械化しにくいことでも知られている。こうしたことに加え、果樹農業は高齢化や後継者不足を背景に生産基盤も弱くなり、栽培面積、生産量ともに減少傾向にある。ここでは果樹栽培の現状、生産の安定性につながる作業の軽労化に役立つ機器を紹介する。


