キャニコム、決算・2年連続100億円超え
- 2025/4/14
- 業界
- 農機新聞 2025年(令和7年)4月15日付け

キャニコムは3日14日、うきは本社において株主総会を開催。第70期(2024年1~12月)決算で売上高は105億9000万円(前年比同期比5%増)となり、2年連続で売上高100億円超えを達成した。売上高の要因について同社では、「日本国内の農業機械市場が米価や農作物価格の上昇を背景に農業従事者の購買意欲に回復の兆しが見え始めたことに加え、長引く残暑が草刈シーズンを長期化させる中、新商品の乗用草刈機(フルーティまさお)や遠隔操縦草刈機(アラフォー傾子)の販売が好調に推移した」と語る。また、海外市場については、「インフラ投資法を背景とした堅調な政府建設投資が続いたものの、欧州は建機キャリアや草刈機、アジア、オセアニア等の運搬車や乗用草刈機は特産物に特化した販売戦略が功を奏して増収となった」としている。