運搬車で作業をラクに
- 2024/5/13
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)5月14日付け
肥料や農薬をほ場に運んだり、収穫物を調製出荷の作業場まで移動させるなど、「運搬」作業は短い距離であっても労力が必要となる。農村の労働力不足や就農者の高齢化など農業の課題が深刻化する中、人の手による運搬作業は身体への負担も大きく、作業負荷の軽労化や省力化が一層求められている。重量物を運ぶための「農用運搬車」も欠かせないものとなっており、小型から大型までバリエーションも豊富。近年では営農規模の拡大、スマート農業の進展に伴い、運搬の効率化をさらに高めようとロボット運搬車なども開発されている。より便利で使いやすくなっている運搬車の現状をみてみる。