農業持続性に資する田植機
- 2024/3/4
- 特集
- 農機新聞 2024年(令和6年)3月5日付け

今年も間もなく田植えシーズンが到来する。近年では主食用米の消費量が毎年約10万tずつ減少し、作付面積も減少、食料自給率は約38%と低迷する中で、米の自給率はほぼ100%を維持しており、日本の食料安全保障上、最も重要な作物となる。農業者の高齢化と減少が留まらず、営農の大規模化が必須となる中で、生産性を維持・拡大し、将来にわたり持続させていくためには、田植機においても、高効率で省力的、かつ環境に配慮した技術が求められる。ここでは、最近の技術動向を見てみる。