本坊酒造、三州産業蒸熱処理装置を導入

2018年秋ごろから鹿児島県や宮崎県で発生したサツマイモ基腐病が全国で猛威を振るっている。徹底した防除対策で鹿児島県は6年ぶりの増産を達成した。防除対策の一つで実績を上げているのは、葉たばこ乾燥機メーカーとして知られている三州産業(株)が開発、製造している「基腐病用蒸熱処理装置」。基腐病用蒸熱処理装置は種芋に高温高湿度の飽和蒸気を浴びせ、サツマイモ基腐病発病を抑制し、腐敗塊根発生のリスクを下げる装置。熱障害を起こさない適度な温度とムラなく均一に処理する精密なコントロールが評判だ。本坊酒造(株)では一昨年から同製品を採用し、鹿児島県南九州市の知覧蒸溜所で稼働。

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