さまざまな鳥獣被害対策
- 2021/2/15
- 資料
- 農機新聞 2021年(令和3年)2月16日付け
野生鳥獣による農作物被害額は、令和元年度で158億円に上る。その約7割がシカ、イノシシ、サルによるものである。森林の被害面積は全国で年間約5千ヘクタール。その約7割がシカによる被害となる。鳥獣被害は、営農意欲の減退、耕作放棄地や離農の増加、森林の下層植生の消失などによる土壌流出、希少植物の食害、道路での車両との衝突事故などさまざまな被害をもたらしており、被害額として数字に表れていないところでも農山漁村に深刻な影響を与えている。