林野庁、路網整備のあり方検討会が論点整理し取りまとめ
- 2020/12/28
- 行政
- 農機新聞 2021年(令和3年)1月1日付け
林野庁は来年度策定する新たな森林・林業基本計画に向け、今後の路網整備のあり方について、有識者を交え検討している。12月16日に行われた第5回会合では、これまでに論点整理した6項目について取りまとめ、報告書(案)として、その方向性を提示した。これまでの会合では、①長期的・広域的・総合的な路網整備計画(ビジョン)の策定②木材の大量輸送への対応③作業システムの進展・普及への対応④災害に強い路網整備への対応⑤森林土木技術者の人材不足への対応⑥路網整備水準の適切な指標・目標―を取り上げ論点を整理してきた。前回までで各項目の議論が済んだことで、このほど取りまとめとしての報告書案を提示した。