循環型農業に向け籾殻を利用する

稲作では、大量の籾殻が発生する。多くは廃棄処分される籾殻だが、かつては、運搬されるりんごの保存などに使われていた。近年では、その用途も多様化し、農業では、酸性土壌を中和する土壌改良剤や堆肥の原料、畜舎の敷料、水はけを改善する暗渠資材、保温や雑草を抑制するマルチ資材などとして利用されており、また、発電やボイラーなどのバイオマス資材としての利用も進められ、循環型農業・脱炭素社会の実現に貢献するものとして期待されている。ここでは、その循環型農業に貢献する、手軽に田畑に籾殻を還元できる籾殻散布機など関連機器と、籾殻をバイオマス燃料として有効活用するボイラーなどについて紹介する。

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