農林省、政策パッケージを公表
- 2020/10/12
- 行政
- 農機新聞 2020年(令和2年)10月13日付け
農林水産省は10月1日、スマート農業を加速化するための新たな政策パッケージとして、スマート農業の現場実装を加速化するための施策を「スマート農業推進総合パッケージ」「スマート農業支援サービス育成プログラム」に取りまとめ公表した。今後、この政策パッケージに基づき、政策目標「2025年までに農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践」の実現に向け、5年間で施策を集中展開していく。スマート農業推進総合パッケージでは、全国で展開している実証プロジェクトにおける農業現場の様々な課題を踏まえ、(1)スマート実証の着実な実施や成果の普及(2)シェアリングなど新たな農業支援サービスの創出(3)農地インフラやデータの活用など実践環境の整備(4)農業高校等でのスマート農業教育の充実(5)スマート農業技術の海外展開―の5つの柱で施策の方向性を示している。