農林省、令和7年7月分農作業死傷事故の発生状況

農林水産省は令和7年7月分の農作業死傷事故の発生状況を公表した。農作業死傷事故は62件となった。死亡事故は25件。全体をみると、熱中症の疑いがある事故が17件あり、このうち7件が死亡事故となり、このうちの5件が70歳以上だった。熱中症の報告のあった事例では、草刈り作業中のものが4件報告されている。また草刈り作業中の事故は別途11件報告があった。同省によると、真夏の暑さにより注意力が低下していることが要因のひとつとして考えられるとし、作業はきりのいいところまでではなく、20分おきに水分・塩分を補給するなど休憩時間を定めて作業に取りかかることを呼び掛けている。

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