岡山大学、大規模法人中森農産と共同研究開始~温暖化に対応したダイズ生産向上に
- 2025/5/19
- 行政
- 農機新聞 2025年(令和7年)5月20日付け

岡山大学と、埼玉県加須市に本社を置き約330ヘクタールの圃場を管理栽培する中森農産(株)は5月12日、地球温暖化が進行する中、環境ストレスや病害虫の影響を受けやすいダイズの生産性向上のために、新たな栽培方法の確立や品種の育成を目指す共同研究契約を締結したことを発表した。大学と営農法人が作物の生産性向上を目的に直接共同研究を推進する例は皆無に等しく、同契約により今後、栽培現場のニーズを迅速に吸い上げるとともに、大学が開発した新技術を即座に現場に還元できる、農業研究における新たなモデルケースとなることが期待される。