完全自動航行ドローンで穂肥

(株)セキドは7月25日、DJIの「AGRAS T10」を用い、シンジェンタジャパンの湛水直播向けコーティング種子「リゾケアXL」(新潟指定品種のコシヒカリ)の直播を5月に行った渡辺農園(新潟県五泉市)のほ場で、完全自動航行ドローンによる肥料散布実演会を開催した。まずほ場状況を確認するためにDJIのPhantomマルチスペクトラム(通称P4M)を用いる。自動飛行しながら60アールのほ場写真を4千枚撮影。記録したSDカードからTIFデータをPCに移しソフト上からみると、可視光カメラのRGBや生育状況の良し悪しを図る植生指数を示すNDVIなどが確認できた。ここから施肥マップをソフトウェア状で構築した。流量補正として10アール当たりの平均散布量や生育不良と生育良好箇所への散布量設定を事前設定。それから自動航行のミッション(飛行ルート)を設定することで自動航行が可能となった。

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