矢野経済研究所、コメビジネス・米飯市場の動向と展望

(株)矢野経済研究所は、国内のコメビジネス・米飯市場(日配・加工米飯市場)を調査し、製品セグメント別の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにしレポートにまとめた。そのサマリーを紹介する。財務省「貿易統計」によると、2018年の輸出相手国(仕向地)は、数量・金額ともに香港がトップとなり、シンガポールが2位となっている。これら上位2カ国が高いシェアを占めるものの、アメリカが3位に躍進するなど、新たな市場開拓が進んでいる。こうした輸出事業を含む、2018年度のコメの品種開発・生産・加工・流通・販売(輸出及び現地生産)ビジネスは、前年度比119・8%の303億円となった。

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